

そのような考えの方に向けて、元エージェントの私が注意点をお伝えしたいと思います。
このブログを最後まで読んでいただくと以下のことが分かります。
・注意した方が良い人の特徴
・転職をしたい時の考え方
・具体的なアクションプラン
第二新卒の転職が簡単と思っていると甘い
これまで何人もの第二新卒の方と転職の面談を行ってきましたが、第二新卒だから転職がうまくいくと考えている人は考えを改めた方が良いです。
確かに転職をしようと思えば職はありますが、転職を甘くみていると次の職場でも同じような失敗を繰り返してしまうので注意しておきましょう。
そもそも第二新卒として転職を行う人の割合は非常に多く、大学を卒業して入社3年以内に転職を行う人は全体の3分の1と言われています。
この数字は長年変わっておらず厚生労働省の公式ホームページをご覧いただければ分かります。
注意した方が良い人の特徴
第二新卒の転職市場はすでに出来上がっておりライバルが多くいる状況です。
就職活動の時を思い出してもらえれば分かりますが、内定が出る人がいるということは当然落ちる人も多くいるわけです。
さらに就職活動時は同じ学年の人だけがライバルとなっていたわけですが、転職活動となると学年での募集は行っておらず、第二新卒としての募集枠になりますのでライバルは多くなるわけです。
それを踏まえた上で以下のような考えを持っている人は注意した方が良いです。
・辞めることが目的となっている
・次にやりたいことが明確ではない
・他責思考になってしまっている
他にもいくつか例はありますが、上記3つのような考えになっている人は特に転職に失敗しやすいので注意した方が良いでしょう。
辞めることが目的となっている人は3つ全て当てはまっている場合が多いので特に注意が必要です。
よくあるパターンとして以下のような例があります。
・会社の上司が自分の評価をしてくれない
・思っていた業務内容と異なっていた
・自分は精一杯やっているのに会社からは評価されない
・上記の理由によって次に求めていることは曖昧
・さらには評価してくれない理由は自分の結果にも関係している
・そこの入社を決めたのは自分だということを忘れている
このようなパターンで考えてしまっている人は非常に多いので、改めて自己分析を行い、転職をする目的や次の転職先に求めることを深堀りすることをおすすめ致します。
転職をするなら考えた方が良いこと
転職をするにあたって大切なのは採用したいと思ってもらえるかどうかです。
どれだけ思いが強くてもあなたを採用するメリットがなければ内定を獲得することはできません。
転職をする際に以下のことを考えてみましょう。
・あなたが提供できる価値は?
・その価値の根拠となる実績は?
・転職先に求めていることは何か?
・今の職場ではその実現は不可能なの?
これらをしっかりと考えてみると自分がどれくらい転職にうまく行きそうかが見えてきます。
一般的に転職をする際に聞かれる質問の流れとしては以下のようになります。
・転職理由は何か?
・前職では何をしていたのか?(実績は?)
・転職先では何を求めるのか?
・前職での経験を何かに活かせそうか?
・前職では今のやりたいことは無理だったのか?
・どうして前職では無理なのか?
大まかにいうとこのような流れになります。この質問に対して答えられる内容や実績が必要となりますので、転職を考えているのであれば考えてみてください。
客観的な意見を持つ
転職に自信がある方や、転職に慣れている方は自分で転職をすることをおすすめ致しますが、転職に自信がない方や転職が初めての方は転職エージェントを利用してみることをおすすめ致します。
私も元エージェントをしていましたが、職務経歴書をしっかりと書くことができない方や、面接対策が全然できていない方をよく見かけてきました。
特に職務経歴書は就活時に書くこともないので、面接官に刺さるような形で書くことができない人がほとんどです。しかし職務経歴書が魅力的でなければ面接まで到達することもないので転職のハードルは一気に上がってしまいます。
エージェントから紹介されたところに入社しないといけないという縛りもないので、職務経歴書の添削をしてもらうだけでも良いので利用してみることをおすすめ致します。
エージェントはもちろん無料で利用することが可能となっており、職務経歴書の添削や面接対策まで実施してくれます。私もよく行っていましたし、求職者の方の強みを客観的にみた時に何かをお伝えしておりました。
こちらの記事に第二新卒におすすめできるエージェントをまとめておりますのでチェックしてみてください。
現職で思うような結果を残せなかったけど、第二新卒は需要があるみたいだから大丈夫かな?