アミノ酸は筋トレする人には欠かせない、タンパク質の構成物質です。
筋肉だけではなく、臓器・皮膚・髪・爪などの材料となります。その他にも病原菌やウイルスと闘う役割を担っていたり、健康を維持する上で欠かせない存在です。
しかし、数百種類あるアミノ酸の中でも、タンパク質を構成するアミノ酸はたったの20種類。
今回は筋トレするなら知っておきたい、アミノ酸についてお話します。
BCAAについて知る
人間が生きていく上で必ず摂取しなければならない、必須アミノ酸は9種類ありますが、まずはBCAA(Branched Chain Amino Acid)を知りましょう。分岐鎖アミノ酸とも呼ばれ、バリン・ロイシン・イソロイシンの3つのアミノ酸を指します。
このBCAAは筋肉の合成に深く関わります。
役割
BCAAには筋肉中のタンパク質の分解を防いだり、筋肉の合成を促してくれる役割があります。
そのため運動前や運動中に摂取することにより、筋トレ中の筋肉分解を防ぎ、筋肥大をしやすくすることができます。
その他効果
BCAAには筋トレにおける、筋肥大意外にも下記のような効果があります。
①疲労回復
②免疫力アップ
③安眠効果
「超回復」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、筋肉を大きくするためには、ある程度の回復期間が必要です。
BCAAは上記効果があるため、超回復においても重要な役割です。
摂取量
BCAAに関しての、過剰摂取による副作用はありませんが、体の中で分解できないくらいの量をとると、肝機能に異常をきたす恐れがあるので、ほどほどにしましょう。
私はX-TENDのBCAAを使用していますが、1日の摂取量は約3杯〜4杯です。
飲むタイミング
運動前と運動後どちらも摂取をおススメしますが、より好ましいのは運動前です。
長時間の筋トレをする際に、エネルギーが枯渇していくと、筋トレをしているのに筋肉を分解して筋肉を作るということをします。
そのためにも血液中のBCAAを増やしておき、筋トレを効率良く行いましょう。
まとめ
①BCAAは筋トレに欠かせない
②摂取量に限度はない
③運動前や運動中に飲む
筋トレをするのであればプロテインだけではなく、BCAAの摂取も一緒に行いましょう。