派遣の働き方、メリット・デメリットは?

人材派遣

「派遣社員」といったときに、良いイメージを浮かべますか?悪いイメージを浮かべますか?

最近では「フリーランス」という働き方も浸透してきており、「正社員」として1社に長く勤めるというのは古い考え方になってきております。

「派遣社員」も雇用形態の1つですので、メリットとデメリットが存在しております。

●派遣って呼び方があまり好きじゃないんだよな。。
●安定してなさそう
●派遣社員は稼げなさそう
●派遣ていいことあるの?

などと疑問を持っている人が多くいるかと思います。

今日は「派遣社員」のメリットとデメリットについてお話します。

派遣社員のメリット

「派遣社員」として働くメリットとして、あげられるのは5つあります。

自由度が高い

派遣社員として勤めるには、派遣会社に登録する必要があります。その際に、どのような条件で働くのかを登録する必要がありますが、基本的に、希望した条件に合うところで勤務することになりますので、契約以外の内容は基本的には発生しません。

「プライベートを優先させたい」
「副業に時間を割きたい」

などという方にとっては理想の働き方とも言えます。

様々な経験を積める

派遣会社に登録を行い、1社だけではなく複数の会社で経験を積みスキルアップを図るのも、派遣ならではの働き方です。正社員で働くとなると中々転々とするのも厳しく、転職をするのにも労力が必要です。派遣社員として働くのであれば、派遣会社の人と面談をして希望に沿った企業で働く事ができます。また、「中小企業」「ベンチャー企業」「メガベンチャー企業」「大企業」と様々ありますが、正社員としては難しい企業でも、派遣社員として働く事が可能なケースが非常に多いです。また、そこで結果を残すと正社員として入社できる可能性も高く、努力次第では非常にチャンスが多い働き方です。

期間を決めて働く事ができる

派遣社員として働く事は「期間」が発生することになります。予め期間を設定して働きたい方にとって派遣という働き方は非常に便利です。

契約社員として入社をし、途中退職が許されないケースも存在しており、辞職した後にトラブルになる場合もあります。

最近では退職代行を使い辞職する方も増えてきておりますので、短い間(3年以内)で働くつもりの方は便利な働き方です。

派遣会社がフォローしてくれる

派遣会社に登録する時点で、自分の要望を伝えることになります。希望に沿った形企業を紹介してくれますし、勤務先が決まった後でも派遣会社の人がフォローをしてくれます。働く前に第三者の視点からのアドバイスをくれる点も派遣会社を使うメリットになります。

未経験からでも始められるものが多い

「未経験からでも始めてみたい職業がある」などと思っている方は、中々正社員としていきなり働くのは難しいかもしれません。しかし、派遣社員として働くのは敷居が低いところもあり、挑戦しやすいです。また、未経験から始めた後に正社員として転職すれば、市場価値が高い状態で転職する事ができます。

派遣社員のデメリット

派遣社員として働く場合、メリット同様にデメリットも5つあります。

不安定

派遣という雇用形態は立場が弱いです。

正社員ではなく、責任を負う必要がない代わりに、どうしても正社員に比べると立場が劣ります。

特に勤め先の業績が良くない時には、解雇されるケースがあります。日本では正社員をリストラできないため、派遣社員の契約を解除するのを優先して行います。いわゆる「派遣切り」という行為です。

そういった意味では、派遣社員という働き方は不安定といえます。

正社員と待遇が違う

賃金やボーナスが正社員と比べると低い、交通費が低いなど、正社員と比較した時に待遇が優遇されない場合があります。しかしながら、給料やボーナスを支払っているのは派遣会社であるため、派遣会社からの評価からが低い可能性もあります。

担当者に左右される

派遣会社の1番可能性が高いのが、派遣会社の営業担当者によって、かなり左右されることになるということです。どこの業界の営業マンも当然ながらノルマが課されております。人材業界にもノルマが設定されており、営業マンは当然数字を追っておりますので、契約数に必死です。

ここで注意しなければいけないのは、自分の希望がしっかりと通るかどうかです。

自分が希望しない内容に関してはしっかりと断りましょう。

3年以上同じところで働けない

一般派遣の場合、最長でも3年の契約となります。基本的には3ヶ月毎の更新となります。3年目の更新のタイミングがきた時点で、同じ事業所では働けません。

基本的に契約期間が3年きたタイミングで行う方法は以下の3つです。

●派遣会社から他の企業を紹介してもらう

●派遣先の正社員として迎えてもらう

●派遣先の部署を異動して同じ企業で働く

基本的にはこのパターンしか方法はありません。

しかしながら、無期雇用派遣の場合はこの限りではなく、特に技術に特化したエンジニア派遣の場合はこのようにな常駐型派遣が多いです。

契約終了の可能性がある

上でもお伝えした通り、基本的に派遣契約は3ヶ月毎の更新となっております。そのため、3ヶ月が経った時点で契約が終了する可能性もあります。そのため、不安定というデメリットにも繋がってしまいますが、契約がずっと続くことは有り得ません。

優秀な方に関しては、企業が正社員として迎えてくれるでしょう。

まとめ

「派遣」というのはあくまで雇用形態の1つです。上手く利用すればメリットは多く存在しております。「正社員」「派遣社員」ともにメリット・デメリットが存在しております。あなたにあった働き方をするために、上手く会社を利用しましょう。

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