就活生の話を聞いていると「人材業界に就職したい!!」って言っている人が多いように見受けられます。
また、私は人材業界にて責任者をしているので営業と採用活動を両方行っていますが「人材の営業をしたい!!」っといった人も多いように見受けられます。
しかし、人材業界にて働いている人は誰しもが感じているのではないでしょうか?
「離職率が高い」ということを。
なぜ人材業界は離職率が高いのでしょうか?
営業のほとんどが新規営業


基本的に営業といえば新規営業やルート営業、反響営業などあるかと思いますが、人材業界の営業のほとんどは新規営業です。
もちろんルート営業も多く行っていますが間違いなくといっていいほど新規営業をすることになります。
その理由は簡単で「新規営業をしないと契約数が取れないから」です。
人材業界は競合や大手企業も多く、かなりの戦いになります。
そんな中で既存の営業だけでは他社に負けてしまいます。
だからこそ、人材業界のほどんどが新規の営業を行っています。
新規の営業が得意な人であれば、全くの問題はありませんが入社してからのギャップに耐えられない人が多いのは間違いありません。
莫大な仕事量


人材の紹介であれば、抱える人数は20〜30人程度。人材派遣であれば、新規の契約を取らなければならない。
契約を取ればそれだけ抱える人も増えるということになります。
私の先輩では抱えている人が90人の人がいました。
当然、それだけ増えれば抱える仕事も多くなります。
残業時間でいうと月に60〜80時間というのも珍しくありません。
それに耐えれずに退職する人は多いのではないでしょうか。
商品が人いう難しさ


商品が人ということで当然のように文句を言ってきます。
それは取引先も当人も。
企業さんは成果が目に見えづらい人を買うということで、予想していた結果が出せない人であれば当然のように解約されます。
また、本人が思っていたような職場ではなくても、本人から解約してほしいとのお話が出てきます。
そんな中でも契約を取らなければならない。
そして解約になれば自分の数字が1つ減る。
そのような状況の中ではかなりのストレスも溜まります。
人材業界の1番大きな退職理由はこれに当たると思います。
周りの環境


人間は周りの環境に非常に依存されます。
当然このような環境下では退職する人も多く、愚痴を言う人も多くなってきます。
そのため働く意志の低下を招きます。

なんてのが当たり前のようになってきます。
これが人材業界の離職率が高い理由につながっています。
しかし人材業界にはデメリットだけではありません。
あの人が退職したから自分も・・・