就職するにあたって『どのような人が向いている業界なんだろう?』は非常に気になりますよね。
今回はそのような人に向けて人材業界で働いている私が『人材業界に向いている人と向いていない人』をお話し致します!
もくじ
そもそも人材業界とは?
まず始めに、人材業界と言ってもいくつかの種類が存在しているのはご存知ですか?
こちらの記事でも紹介しているように、人材業界と言っても大きくは4つのカテゴリーで分けることができます。
しかしながら人材業界として共通していることがあります。
・コミュ力は必須
・情報がかなり集まる
・比較的残業は多い業界
・業界として離職率が高い
・かなり多くの人と関わる
・景気に左右されやすい業界
これらは業界全体とした時に共通できる内容になっております。
それらを踏まえた上で業界として向いている人の特徴をお話ししていきます。
人材業界に向いている人の特徴
人材業界に向いている人の特徴
・様々な業界を知りたい人
・自分で考えて仕事をしたい人
・早く出世して経験を積みたい人
これらが業界の特徴として向いている人です。
様々な業界を知りたい人
人材業界は他の業界との繋がりを切っても切り離せない業界です。
人と企業を結びつける業界なだけに本当に多くの業界の担当者の人とお会いします。
私自身感じたことですが『世の中の人事はこのようなことを思っているのか』『需要がある人材はこういう人なのか』ということがわかるようになるため、転職をするとしても相手がみているポイントが分かるようになります。
その点も踏まえると20代の転職や就職なのであればおすすめできる業界かと思います。
自分で考えて仕事をしたい人
人材業界は特に変化が激しく『世の中の動きを見て自分で考えて行動しなければなりません』
人材紹介エージェントであれば業界を見た上で求職者に対してアドバイスをしなければなりませんし、人材派遣であれば伸びている業界や、落ち込んでいる業界を見た上で提案していく必要があります。
何回も研修を受けてというよりかは、基本的なことを教えてもらってあとはすぐに実践すると捉えておいた方が良いでしょう。
早く出世して経験を積みたい人
人材業界は業界全体として離職率が高いため、ポストが空くことが非常に多いです。
若いうちから出世して経験を積みたいと思っている人にとっては非常におすすめの業界となります。私自身も新卒入社半年のタイミングで全社員営業MVPを取ることができ、そのタイミングで責任者になることができました。
他の業界では味わえないことが、人材業界として経験することができるようになるのは非常に魅力的です。
今や1つの会社に長くいるという時代ではないため転職時にもその経験は非常に有利に働くので、20代で人材業界にいくのはメリットも多いでしょう。
人材業界に向いていない人の特徴
反対に人材業界に向いていない人の特徴もあります。
・受け身姿勢の人
・人と話すのが苦手な人
・プライベートを最重要視したい人
受け身姿勢の人
他の業界においても受け身姿勢の人は、受け入れられづらいですが、人材業界は特に受け身の人は必要とされないことが多いです。
それだけ厳しい業界だからこそ、成長できる機会も多いのですが、自ら考えずにルーティンワークが好きな人にとっては全くおすすめできません。
人と話すのが苦手な人
人と話すことが苦手な人にとって、人材業界は非常に辛い業界だと思います。
人と企業を結びつける業界なだけに、絶対的に話すことが多いです。また営業を行うにしても新規の営業が多い傾向にありますので、高いコミュニケーション能力が必要とされてきます。
コミュニケーションが苦手な人や、新規の営業が苦手な人にとっては苦痛の業界かもしれません。
しかしながら営業も難しい業界なため非常に学べることが多いので、挑戦したい方や、営業力を鍛えたい方にとってはもってこいですね。
プライベートを最重要視したい人
社会全体として働き方改革が行われているので、残業は減ってきてはいるものの、人材業界は比較的に残業が多いです。
私は『人材派遣』『人材紹介』『求人広告』全ての営業を行ってきましたが、人材紹介(エージェント)は特に残業が多いです。
理由は簡単で『求職者の方の業後に求職者面談を実施するから』です。
なので土曜日出勤をしている会社も多いのでプライベートを最重要視したい方にとってはおすすめできません。
『人材派遣』『求人広告』に関してはそこまでは多くない印象ですが、『人材派遣』の場合で派遣している方がトラブルを起こした際は連絡がかかってくる場合もありますので時と場合によりますね。
人材業界を経験するなら20代
正直人材業界を経験するのであれば絶対に20代のうちにしておくべきでしょう。
残業も比較的に多くなる業界ですので、体力があるうちに経験を積むことをおすすめいたします。
私としては入社半年のタイミングで責任者を実施して、入社1年のタイミングで新規事業の立上げマネージャーをすることができたのは、業界ならではだったかと思います。
しかし、業界特有で挑戦できることがあればそれを若いうちに盗み自分の力にすることが可能です。
人材業界に入社していると転職時にも採用担当が考えていることや、選考のポイントも比較的分かるようになるので面接の通過率も上がりますし、実績もあれば尚更転職にも有利になりますので、挑戦をするのであれば20代のうちをおすすめいたします。
気を付けるべき転職方法
この記事を読んでいる方は人材業界の方ではないかと思いますので大丈夫かと思いますが、20代の転職であればエージェントを必ず利用した方が良いかと思います。
注意
決してエージェントから紹介してもらった企業に入社するというわけではありません。
私が言っているエージェントの利用方法は『面接対策・職務経歴書添削』をしてもらうためです。
エージェントをしている際に感じたことは『職務経歴書をまともに書けない人が多過ぎる』ということでした。おそらく人材業界出身以外の方が初めての転職活動を自分の知識のみで挑む場合は、痛い目に遭う可能性が非常に高いでしょう。
最終的に入社を決める(本命の)会社はエージェント経由でないことをおすすめ致しますが、登録を行い業界全体がどうなっているのか、職務経歴書はどのように書くのか、についてを知るためにもエージェントに登録した上で転職活動を実施することをおすすめ致します。
・人材業界はどのような人が多いのだろう