営業力がないと会社は成り立ちません。
また、どんなものでも売ることができれば会社は成り立ちます。
そして個人でどんなものでも売ることができれば、会社に勤めなくとも、個人で生きていくことができます。
では、営業職でスキルアップをしたいと思っている人が進むべき業界はどのようなところなのでしょうか?
今日は営業職の業界で簡単と言われているものから紹介していきます。
B to Cの有形商材


基本的に営業の中では1番簡単な分野に含まれると思います。
「会社」対「個人」の商材を売る業界のことです。
その中でも有形商材を売るのは比較的簡単な営業です。
例えば日用品や家電。衣類や不動産など、形のある商材は全て有形商材となります。
なぜ簡単なのかということですが買う人に形が見えているからです。
例えば衣類では、試着してもらうことにより商品を手に入れたらどのような格好ができるのかをイメージさせることが簡単ですよね?
他の商品についても同じで、消費者は手にした時にどのような効果が得られるのかについてイメージしやすいからです。
B to Cの無形商材


B to Cの有形商材より営業が難しいと言われているのはB to Cの無形商材です。
これは金融商品や保険、教育といった商品になります。
なぜ有形商材よりも難しいというのかというと消費者に対してイメージしてもらうことが大切だからです。
例えば保険の営業マンは「もしも」を売るのが仕事です。
病気になった時のリスクであったり、働けなくなった時のリスクを売るのが仕事です。
そのため、相手にその時のイメージをしてもらうことが必須になります。
教育であっても、効果が得られる確証はありません。
ですので今までの実績であったり、これを学ばないとどうなるのか?
といったことをイメージさせることが必要になってきます。
B to Bの有形商材


個人に売る有形商材よりも企業に売る有形商材の方が難しいです。
B to Bの商売で覚えておかなければならないのは「自分が営業している人は誰なのか!?」ということ。
B to Cであれば当然営業している人に買ってもらうことが決まっていますよね?
企業さんの場合、それは少し異なってきます。
決裁者が誰なのか?というところを意識しなければなりません。
入って1年目の人に頑張って営業したところで、上司の許可が降りなければ企業さんに買ってもらうことは不可能です。
部長なのか社長なのか?決裁権を持っている人が「NO」といえばNOになります。
B to Bの無形商材


B to Bの無形商材。
この業界が1番営業が難しいと言われています。
先程、B to Bの有形商材が難しいとお話しした理由が、決裁者が納得しないと決裁が降りないからとお話し致しました。
B to Bの無形商材であれば、効果がどれくらい出るのかわからないうえに、決裁者の決済が降りないと契約を取ることができないということにあります。
個人の営業であれば、気に入られて信頼されるようになれば契約を取れるようになります。
しかし、相手が企業であれば、気に入られて信頼されるようになるには非常に時間がかかります。
これらの理由がB to Bの無形商材の営業が1番難しいと言われる理由です。
まとめ
1番の営業力をつけたいのであればB to Bの無形商材での営業がいいでしょう。
しかし、どの業界であっても魅力であったり良さがあります。
1番何をしたいのか!?
それを重視してみましょう。