人材業界は景気に左右されやすい!?今後はどうなる?

就職活動

人材業界の基本は人と企業を結びつける業務内容となっております。

近年、業界の現状としては成長傾向にあり、市場が拡大しておりますが、一方で東京オリンピックが一つの境目ではないのかとも言われております。

人材業界は、学生人気の高い業界ともなっておりますが、人材業界を目指すのであれば企業研究はもちろん、業界研究も欠かせません。

●人材業界は人気だから知っておきたい
●人材業界の今後が気になる
●人材会社に入社したけど今後が気になる

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

僕自身が人材業界にて経験した内容や、人材業界の特徴からも予測できる今後についてお話しいたします。

これを読めば、就活生も入社したての方も人材業界のこれからについて知識を深められますので参考にしてください。

人材業界の現状

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人材業界は短期的にみると成長傾向にある

人材業界は現在成長傾向にあります。過去3年の増加率を見ても人材派遣は特に伸び率が1番大きく21.4%の成長率となっております。

人材業界にも様々ジャンルがありますが、「人材派遣」「人材紹介」「再就職支援業」の3つを合わせた市場規模でいうと、現在は約9兆円規模とも言われております。

日本経済は、車の製造や電子部品の製造など、モノ作りを中心に成長を遂げてきました。それらの産業を支えてきたのは労働者であり、産業が成長するほど、雇用数も増えてきたので、人材業界の市場規模も拡大していきました。

現在、人材業界の市場規模が大きくなっているのも2020年に控えた東京オリンピックの影響が非常に大きいです。

東京オリンピックが控えているということで、各業界で需要は拡大しており、それに比例して人材の需要も拡大しております。

東京オリンピックが境目になる

現在東京オリンピックが控えているということもあり、各業界の需要増加に伴い、人材需要増加しておりますが、東京オリンピックが一つの境目になることは間違いありません。

オリンピックが東京で開催されるということで、需要は高まっておりますが、オリンピック終了後は何が予測されるでしょうか。

どこの国のデータを見てもほとんどの国が、オリンピック開催年の次の年はGDPが低下しております。

東京オリンピックが終わった後には日本国内が不景気になる可能性が非常に高いと予測できます。

人材業界の今後

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オリンピック後に需要が減る

東京オリンピックに向けて各業界が盛り上がり、それに伴い人材業界の需要拡大しておりますので、それまでは問題ないでしょう。

しかしながら東京オリンピック後に予測されることとしましては、日本全体が不景気になるということ。

各業界が不景気になると必然的に企業は、コスト削減を行います。

そこで影響を受けるのは人材業界となります。これまでは各業界の需要増加に伴い、人材需要も拡大していたかと思いますが、各業界の需要低下となると、人材の需要も低下していきますので、人材業界は窮地に立たされることになります。

オリンピックだけでなく景気に変動される

人材業界が影響を受けるのは決してオリンピックだけではありません。

人材業界が大きく変化するポイントしては「景気の変動」です。

基本的には景気が良いと人材業界の好調ですが、景気が悪くなると人材業界も不調ななると考えておきましょう。

これまでとは異なる産業への展開が必要

ここ数年でこれまでは存在していなかった産業やテクノロジーが様々誕生してきました。

これからの未来を予測しても、製造業の分野が完全にロボット化していき、人材の必要がなくなってきます

これから求められる人材は、これまでとは違ったキャリアを持つ人材が求められます。

企業と人を繋ぐ役目である人材会社は、これまでとは違ったサービスの提供を行わねければ、今後生き抜いていくのは間違いなく不可能です。

海外進出をしていく

グローバル化が進んでいるのは人材業界も同じことです。現在、外国人をよく見かけることが多いかと思いますが、日本の人材を海外に導入したり、海外の人材を日本に導入していくようなことが求められていきます。

日本国内だけでは少子高齢化にて人口の現象もあり、サービスの提供が不可能になっていきますので、人材業界は海外にも注目していくのも生き残る方法の1つです。

企業ではなく人にフォーカスされる

副業の解禁やフリーランスが増加していき、会社に属さなくても生きていける「個の時代」になりました。

またSNSの普及により、会社説明に行かなくても、どのような人が働いていて、どのような社長なのかも分かる時代になっています。

個の時代は会社に属していても非常に強力な武器になります。「株式会社〇〇」にキャリア面談にいくのではなく「〇〇さん」にキャリア面談をしてもらう時代に変化していきます。

人材業界はあり?なし?

結論からお話しすると人材業界で働くことは『あり』です。

人材業界は非常に学べることが多い業界です。

また、入れ替わりも激しい業界ではありますので、様々なことに挑戦させてもらうことができますので、ファーストキャリアや20代のうちに経験しておくことは非常に勉強になります。

これからの時代は転職をするのも当たり前の時代となっておりますので、人材業界で勤めていた経験は非常に強みになります。

その理由は『嫌でも業界の流れと企業が求めている人材が分かるから』です。

私はアウトソーシングの営業と、転職エージェントを行っていた経験がありますが、そのお陰で企業がどのような人材を求めているのか?ということが見えるようになりました。

自分が転職を行うと想定しても、経験しておいて損はない業界になります。

人材業界に向いている人・向いていない人の特徴は?就職・転職はおすすめできる?

エージェントと仲良くなっておくべき

景気に左右される業界を知りたいのであれば『エージェントと仲良くなっておくことをおすすめ致します』

特に転職を行うのであれば『エージェントを使いこなす』のは必須です。

これはエージェントを利用して転職することをおすすめしているのではなく『エージェントを利用すると以下のことを知れる』ということです。

・業界の流れ
・職務経歴書の書き方

先ほどお話ししたとおり、人材業界に勤めているといやでも業界の情報が流れてきますので、それをエージェントの人に相談してみましょう。

景気に左右される業界を知る前に社会人になって『職務経歴書を書いたことがない人はかなりヤバイ』ということを覚えておきましょう。

景気の前に『あなたは何ができる人なのか?』『1年でどれくらい成長したのか?』ということを可視化するのが職務経歴書です。

転職をいますぐしなくても、エージェントを利用しておけば『業界の流れと市場価値』を知る機会になりますので、登録しておくことをおすすめ致します。

以下に元エージェントの私がおすすめするサイトを記載しておきますが、転職する気が全くないと伝えるのはNGです。あくまで『将来的に転職を考えていて、どのように進めれば良いのかということを相談させてください』ということをおすすめ致します。

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